「裂き織り」という技法で、
一から手作業で作られている
「stoffa」の鍋つかみのご紹介です。

6種類のデザインのうち、
こちらは3色でセンターラインの入った
「黒×グレー×チャコールグレー」です。
落ち着いたカラーで汚れも目立ちません。
センターラインがアクセントになっています。

「裂き織り」とは、
使い古した布を細く裂いて織り、
衣服や生活用品として再生させるという、
江戸時代から続く伝統的な織物のこと。

この鍋つかみも、
綿の布を裂いて紐状にし、それを横糸に、
通常のリネン糸を縦糸にして、
織り機で丁寧に織られています。

stoffaのオーナーである山本純子さんが、
布を手で裂くところから、
織り、裁縫までを全て手作業で行っています。

手仕事ならではの丈夫な作りと、
ポコポコとした表情のある風合いが
とても魅力的な鍋つかみです。

魅力はその使い勝手にもあります。

大きさが17㎝×12㎝と、
文庫本より若干大きめ、というサイズで、
鍋や鍋の蓋を持ち上げたり、
コーヒーケトルを持ったり、
耐熱皿を取り出したり、、

厚手のミトンを使うほどでもない時に
とても重宝します。

また、鍋つかみとしてだけでなく、
ポットマットや鍋敷きとしても使えるのも
嬉しいポイントです。

ブランドタグの裏に描かれた
猫ちゃんも可愛いです。

中にコットン綿が挟み込んであるので、
適度に厚みがあり、
「熱さを感じないけど、手の感触が残り掴みやすい」
という使い勝手の良さは絶妙で、

手の届く場所に掛けておけば、
出番の多い必須キッチンアイテムに
なるかと思います。

シンプルが一番使いやすい。
それを体現できる鍋つかみです。

【サイズ】約17㎝×約12㎝　※ 若干個体差があります。
【素材】表地：綿100% 裏地：麻100% 中綿：綿100% ヒモ：麻30% アクリル70%

【注意点】布を裂いているので切れ端が見えますが、
裂き織りならではの特徴です。
気になる場合は、無理に引っ張らず、
ハサミなどでカットして下さい。
ネットに入れて洗濯可能です。
多少縮みますが柔らかくなり掴みやすくなります。


.......◎ stoffaについて◎.......
岐阜県岐阜市にアトリエを構える
山本純子さんがオーナーを務める手織り物のブランド。
文化服装学院卒業後パタンナーとして働く傍ら、
手紡ぎによる羊毛の靴下を編み、2004年に自身のブランドを立ち上げる。
織物に興味があり、独学で裂き織りを始める。

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